革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 要素技術・シーズ創出型プログラムのうち「日独国際共同研究プロジェクト」に係る令和7年度新規委託研究の公募の結果

2025年4月18日

国立研究開発法人情報通信研究機構

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICTエヌアイシーティー、理事長: 徳田 英幸)は、「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」の要素技術・シーズ創出型プログラムで実施する「日独国際共同研究プロジェクト(オール光ネットワークの高度化に向けたデジタルツイン技術及びそれを活用したネットワーク最適化・分析技術に関する研究開発)」について、下記のとおり採択しました。

1. 採択された研究開発プロジェクトと提案者

オール光ネットワークデジタルツイン技術
提案者:
富士通株式会社(代表提案者)
 概要:
高度なAI開発と利活用には、複数の通信事業者の光ネットワークが接続されたオール光ネットワークによる、分散したクラウドやデータセンターのエンドツーエンド接続が必要となる。
本プロジェクトでは、上記オール光ネットワークにおけるネットワーク伝送容量向上と障害対応の迅速化を目指し、オール光ネットワークを構成する光伝送機器からリアルタイムに各種データを収集し、デジタルツインモデルを構築する技術と、デジタルツインモデルを活用した最適化・分析アルゴリズムを開発する。さらに、日独連携による通信事業者間でのセキュアなデータ交換基盤を構築し、国際標準化とあわせて推進することで、将来の社会実装に貢献する。

2. 公募等の概要

上記の課題については、2024年11月13日から2025年1月9日まで公募を行いました。公募の詳細は、以下のWebサイトをご参照ください。

本件に関する問い合わせ

イノベーション推進部門 委託研究推進室

公募担当